OMSIとArduinoの連携動作が確認できたところで、実車のメーターパネルを動作させてみたいところです。
前にも記述しましたが、Arduinoの出力ピンに24Vの負荷をつないで動かすことはできませんから、簡単ですが以下のような回路を考えてみました。
フォトカプラによってArduino側の回路とメーターパネル側の回路が電気的に分離するのでとりあえず安心です。
ただ、データシートを見ると定格最大電流が50mAなのに対し、メーターに使われているランプは45mA消費するので結構ギリギリでもう少し工夫が必要かもしれません。
回路は簡単ですが、いざ実装となると結構面倒です。
これらの線を24V電源とメーターパネルのランプにつながっているピンに接続すれば、前回LEDでテストしたのと同じようにメーターパネルのランプを点灯させることができます。
ただ、ここで問題なのがメーターパネルのピンアサインをどのように調べるかということです。何かしら資料が手に入れば簡単なのですが、そういったものが手に入るケースは稀かと思いますので、自分で解析していくより他ありません。
それについては次回書きたいと思います。
※回路図の作成には水魚堂さんのBSch3Vを使用させていただきました。https://www.suigyodo.com/online/schsoft.htm