路線バス運転シミュレータ開発記

OMSIを使って路線バスの運転シミュレータを製作しています。備忘録的にゆるーく書いていきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

システム概略図

ハードウェア面については不足している部分や稚拙なところがあり、手を加えたいところが多々ありますが、これ以上時間をかけているとマップの作成ができないため一旦運転台の製作は終了します。これでも十分に楽しめるものにはなったと思っています。 最後に…

ハンドルコントローラーの改造について

今回、ステアリングやペダルの入力部分にはLogicool G27 Racing wheelを流用したのですが、その中で実車についていたシャフトとG27をどのように結合させるかが問題でした。 下の写真は別途入手した実車のハンドル一式なのですが、ハンドルとコンビネーション…

スイッチによる入力について

ウインカーなど物理的なスイッチによってOMSIを制御したい場合、以下のようにいくつかの方法が考えられます。 1)スイッチをarduinoに接続して入力値を監視し続け、取得した値で毎回OMSIの内部値を上書きする方法2)スイッチをarduinoに接続して入力値を監視し…

計器の制御

KOMSIとarduinoを使ってOMSIと計器を連動させる場合、インジケータの場合のようにピンアサインを自由に決められるわけではなく、あらかじめ決められたピンにサーボモーターを接続して計器の指針を動かすという形になります。そのピンアサインはKOMSIに付属し…

ワンマン機器の接続

車両の運転に必要なもの以外にも路線バス特有の機器が色々ありシステムとして稼働しています。ここでは、そういった機器の配線方法などを備忘録的にメモしておきます。 【案内放送装置】 クラリオン製のものはAuto Guide System (略してAGS)と呼んでいますが…

速度計のピンアサイン

一般的に速度計は機械式ではメーターケーブルをつなぐだけで動作しますが、電気式の場合は簡単な配線が必要になります。また機械式であってもタコグラフの場合は時計の動作などに配線が必要なのでここにまとめておきます。 ■機械式タコグラフ 別の機種だとイ…

計器類のピンアサイン(三菱ふそう)

前回、日野のメーターパネルのピンアサインを調べましたが、メーカーや年式が異なれば当然ピンアサインも違ってきます。今回は三菱ふそうのものを調べてみることにします。 メーターパネルのピンアサインを調べるには、まずGNDなど共通で使われているところ…