路線バス運転シミュレータ開発記

OMSIを使って路線バスの運転シミュレータを製作しています。備忘録的にゆるーく書いていきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

総合

外国仕様になっているものをどのように解決するか

マップエディタの使い方については前述の通り、以下のサイトを参照すれば解決できます。https://wikiwiki.jp/omsi/SDK%20Manual しかし、このOMSIというソフトウェア、つくりはとても素晴らしいのですが、問題なのがこのソフトウェアに標準で付属しているマ…

開発にあたっての作業方針

アドオンの開発にあたり、OMSIのソフトウェアがどのようなフォルダとファイルで構成されているかまずは調査が必要です。ざっくりと調べたところでは以下の通りでした。 OMSI2├─Addons (ここにアドイン本体が入るわけではなく、アドインごとの操作説明書が入…

実車の運転では解決しない問題

本題に入る前に一つ書き記しておきたいことがあります。それは、どうしてわざわざ自前で運転シミュレータを開発する必要があるのかということです。過去に「実車を運転できればそれで良いのではないか?」という疑問をよくぶつけられたので、それに対して私が…

OMSIとは

前置きが非常に長くなってしまい申し訳ありませんが、ドイツのMR-Software社が出しているOMSIという路線バスの運転シミュレータを知ったのは、ちょうどこの6000形の運転シミュレータを製作している最中でした。路線バスを運転するシミュレーションゲームのよ…

開発の契機とこれまでの経緯(その4)

路線バスの運転シミュレータについてはお蔵入りになってしまいましたが、社会人になってからBVEを使って鉄道の運転シミュレータが作れないかと模索を始めました。もともと、BVEはTrainSimulator用のマスコンをパソコンにつないで操作することもできたのです…

開発の契機とこれまでの経緯(その3)

ところが問題はそこからでした。市販のゲームなどでは、車が路上の物体と接触すると物体が飛ばされたり、逆に車が跳ね返されたりするものですが、そういう処理に必須な当たり判定のアルゴリズムというのがよく分からず、バウンディングボックスというのがあ…

開発の契機とこれまでの経緯(その2)

さて、高校に入り部活でVisualBasicを使うことができ、さらにプログラミングを勉強したのですがこれが大変でした。私が中学生のときに勉強していたN88BASICはGOTOなどを使わなければ基本、プログラムの先頭からか末尾まで順番に実行していくので、その流れを…

開発の契機とこれまでの経緯(その1)

このブログは、OMSIというドイツにあるMR-Software社がつくった路線バスの運転シミュレーションソフトウェアをベースに、これをカスタマイズして国内仕様の路線バス運転シミュレータ開発日々記録しよういうもので、あまり形式にこだわらず、備忘録程度に書き…