一般的に速度計は機械式ではメーターケーブルをつなぐだけで動作しますが、電気式の場合は簡単な配線が必要になります。また機械式であってもタコグラフの場合は時計の動作などに配線が必要なのでここにまとめておきます。
■機械式タコグラフ
別の機種だとインターネットで調べると配線図が載っているのですが、これは情報が見つからなかったので試行錯誤で調べてかなり苦戦しました。
(1)-(5)不明 (6)メーター照明 (7)不明 (8)GND (9)GND (10)+24V (11),(12)不明
※時計は+24VとGNDを電源につなぐだけで動作します。時計合わせはキーを入れて開けてから左側のダイヤルで行えます。
■電気式速度計
機械式の速度計のほうが動かす方法としては単純なのですが、モーターなどで物理的に回してあげる必要があり、それが少々厄介です。幸いなことに最近の車ではパルス信号で速度を示したり、走行距離を示したりできる速度計が搭載されており、一例を紹介します。
実は、簡単そうでこれも苦戦しました。てっきり+24Vをかけると1パルスだと思い込んでいたので中々動作せず、最後にダメもとでGNDに接続したら勢いよく指針が動いたというオチでした。
(1)GND (2)パルス入力(GNDに接続) (3)メーター照明 (4)IGN (5)メーター照明
※(4)に+24Vをかけると動作すると思いきや動かなかったので、IGNと書かれているねじに直接つないだら動作しました。メーターの上部にセメント抵抗がついていますが、これを介するとダメなのでしょうか。よくわかりません。