今回、ステアリングやペダルの入力部分にはLogicool G27 Racing wheelを流用したのですが、その中で実車についていたシャフトとG27をどのように結合させるかが問題でした。
下の写真は別途入手した実車のハンドル一式なのですが、ハンドルとコンビネーションスイッチ、それと隠れて見えないですがシャフトがついています。ネットを見ているとG27のハンドル部分だけ外して実車(乗用車用のものです)のものをつけている例はちらほら見かけましたが、さすがに根本のシャフトから結合している例は見当たりませんでした。
そこで、考えていても始まらないと思い、とりあえず分解してみることにしました。
まずハンドル部分を固定しているねじをはずします。
ハンドルが外れて基板が出てきます。
基板にはコネクタが付いているのでこれを抜いて基板を取り外します。
この時点でシャフトと結合できるかと思ったのですが、うまくかみ合いませんでした。
これ以上分解するとハンドルの後ろについていたスイッチ類も外れ、最悪壊してしまいそうなので躊躇しましたが、思い切って外してみると真ん中が空洞になっていました。
「これは!」と思い、おそるおそる空洞にシャフトを差し込むと若干の隙間はありますが、うまく入りました。これでとりあえずハンドル操作ができました。
ただ、使っていて問題だったのが、この角度でシャフトとG27を結合させたとき、G27をセンター位置に合わせたときに実車のハンドルがセンター位置ではなく微妙に角度がついてしまい非常に操作がしにくいことでした。加えて、シャフトとG27の穴との間に隙間ができているので遊びができてしまい微妙な操作が操作ができず左右にふらふらしてしまうというのも厄介でした。
(画像はG27をセンターに合わせているのですが、ハンドルは左方向に若干曲がっています。この微妙な角度のせいで非常に使いづらかったです。)
そこで、G27とシャフトの位置関係や取り付け角度などを変更していろいろ試したところ、シャフトを斜めに入れるのではなく垂直に入れると改善することが分かりました。また遊びが出る問題は、原始的ですが布の切れ端で隙間を埋めると良い感じになりました。
以上で、ハンドルコントローラーの改造は完了です。
なお、実車のフィンガーコントロール用のシフトレバーが入手出来たら、そちらにも手を入れる予定です。また、実車と違いペダル間の間隔が狭く、使いづらいので時間があるときにこちらも分解して適切な位置にペダルを配置するつもりです。
※お約束で言うまでもありませんが、このようにコントローラーを分解するとメーカーの保証は受けられなくなります。新品ではなく中古品で試すことを強くお勧めします。
※ハンドルコントローラーの分解については以下のサイトを参考にさせていただきました。