路線バス運転シミュレータ開発記

OMSIを使って路線バスの運転シミュレータを製作しています。備忘録的にゆるーく書いていきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。

to spline機能にてオブジェクトをスプラインに据え付けられない問題

街灯や柵など道路沿いにオブジェクトを一定の間隔で自動的に配置できる[to spline]機能は非常に便利ですが、スプラインの長さが長くなってくるとエディタでうまく据え付けられない問題が生じます。

これはおそらく子スプラインが親スプラインからの相対的な位置によって管理されているため、親スプラインから離れたところにオブジェクトを配置しようとすると誤差が生じてしまっておかしな場所にオブジェクトが生成されてしまうのではないかと考えています。

実験では子スプラインが親スプラインから5km以上離れると、この現象が発生しやすくなっているようなので、5km以内に交差点オブジェクトを挟むなどして、一つのスプラインが一定の長さ以上にならないようにすれば回避できます。

ただし、高速道路や山間部の道路など交差点を挟むことが難しい場合は、スプラインではなく、パスの通った道路オブジェクトを作って、それを挟めば同様の効果が得られると思います。